第13話 ブロードバンドルーター MN8300
■NTT-ME MN8300のレビューです。
ルーター「corega BAR Pro3」に我慢ができずにNTT-MEの「MN8300」を購入しました。
17,800円(税抜き)な〜り。
「進化の極へ、超高速ブロードバンド」とキャッチコピーが箱に踊っており、実行スループットは、ftp測定・PPPoE測定とも99Mbpsを誇っている。
このルーター2003/08/26に販売を開始したのですが、8/28には「WANポートまたはLANポートに接続する機器によって、通信が不安定になる」とNTT-MEから正式に発表があり回収騒ぎのあったものです。なお、不具合のあった製造番号は、2152310001〜2152312700(0001〜2700)です。今回、購入した製造番号は2152313041(3041)でREV.Bとなっています。REVの横の数字1が黒マジックで塗りつぶされているのがなんか怪しい(笑)。製造番号は、MN8300本体の裏側と白い内箱にも張ってあるので箱を開けるとすぐに確認可能です。購入時にはチェックしましょう。
また、仕様についてはここをご覧ください。
■内容物一覧 |
■シリアル番号 |
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MN8300本体 1台
ACアダプタ 1個
スタンド 1個
LANケーブル(カテゴリ5) 2m
マニュアル 1冊
インターネット接続ガイド 1枚
保証書 1部
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■バージョン情報 |
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ハードウェアのリビジョンは、0004です。また、フォームウェアのバージョンは、確認したところ1.03でしたので早速1.04にアップしました。ダウンロードは、こちらからできます。
フォームウェアのバージョンアップの仕方については、付属のマニュアルに記述がありますので、迷うようなことはありません。
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■セッティング
セッティングはいたって簡単です。(詳しい人は読み飛ばしてください。)
- ADSLモデムと「MN8300」の「WAN」ポートを付属のLANケーブルで接続。
- 「MN8300」の「LAN」ポートとパソコンのLANポートをLANケーブルで接続する。
- 付属の専用ACアダプタのプラグを「MN8300」のDC INジャックに接続してから、専用ACアダプタを電源コンセントに接続すると「MN8300」が起動する。
- パソコンの電源を入れる。
- パソコンが起動したら、WWWブラウザのアドレスバーに「http://192.168.1.1/」を入力すると「192.168.1.1に接続」のダイアログボックスが出てくるので、マニュアルに書かれたユーザー名とパスワードを入力する。
- 「MN8300」のおまかせ設定ページが表示されるので接続モードを選択し、プロバイダから指定された「ユーザーID」「パスワード」「DNSサーバーアドレス」などを入力し、最後に「設定」ボタンをクリックすればルーターが再起動し完了です。
これでとりあえず、インターネットにはつながります。我家の場合は、自宅サーバーの公開、息子がネットワークゲームを行うので、DHCPを無効にし手動でローカルIPアドレスを割り振り、NATアドレス変換により、必要なポートを開ける作業を行います。
■使用した感じは?
このルーターですが、とても多機能なルーターでなかなかすべてを使いこなすのには、ネットワークに関する知識が必要です。(私の知識ではまだまだ不足です。)WEBの設定はキビキビと動くし操作性はなかなかよいようです。私としては、DMZ(非武装地帯:LAN内のネットワークと外部ネットワーク間にLAN内への進入を阻止する目的で設けられるサブネット)ポートを搭載しているので自宅サーバーはここに接続して他のパソコンから切り離してはと考えているのですが、いまのところは、ルーターから同列で自鯖と合わせて3台が繋がっています。
ところで、肝心なスループットは、今のところ下りで10Mbps位は出ています。今日、繋げたばかりなので少し評価には時間がかかりそうですが、いい感じです。
<10月23日追記>
※10月19日にセットアップして以来、今日は23日ですが未だにルーターを再起動したり、スループットが減速することはありません。グローバルIPアドレスも変わっていませんし安定しています。
セキュリティーログはデフォルトでこんな感じで不正なアクセスを破棄してくれます。
■製品情報
http://www.ntt-me.co.jp/mn/mn8300/index.html
■槻ノ木隆のNEW PRODUCTS IMPRESSION
http://bb.watch.impress.co.jp/column/review/2003/10/20/
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